ご挨拶

--在宅医療を実践する理由--

超超高齢社会に突入した日本は、医療費の高騰に歯止めがきかず、ここ数十年続いてきた医療制度に関する多くの問題を病院に委ねるあり方は限界にさしかかってきています。

人が病んで、あるいは老いて,やがて人生の終末期を精一杯生きていくときに その人やその家族にとって本当に必要な医療とはどのようなものなのか。 私たち一人ひとりが安心して穏やかに暮らしていくために、また、心豊かで幸せな人生だったと感じるために医療が果たすべき本当の役割は何なのか。 医療には、新たな課題が突きつけられています。

サン=テグジュベリの小説『星の王子様』に「大切なものは目には見えない」という有名なセリフがあります。 私は長年在宅医療に携わる中で、医療に最も必要なものは人間同士の”信頼"であり、相手を想う“心”であることを痛感するようになりました。 近年、国は病院完結型医療から地域完結型医療への変換を図り、その中で在宅医療を強く推し進めています。しかし、どれだけ必死に体裁を整えたところで、問題の本質を見抜けず、対策が中心からずれてしまえば、全ては徒労に終わってしまいます。

目に見えない大切なものを見失うことなく、将来見上げる空が悲しみの色に紛れないよう、願わくば今よりも美しく青く輝くように、これからも仲間と共に挑戦を続けていく所存です。

東郷医院院長 東郷清児

 医師紹介

顔写真

東郷 清児(とうごう せいじ)

医療法人社団医輝会 理事長
東郷医院 院長

  • 昭和38年

    鹿児島県生まれ。

  • 平成元年

    鹿児島大学医学部卒業。
    同付属病院にて神経内科医として勤務。

  • 平成4年

    東京都立多摩老人医療センター精神科(現、多摩北部医療センター) 武蔵野赤十字病院内科などに勤務する傍ら、 武蔵野市内のクリニックに籍を置き、在宅医療に従事。

  • 平成11年

    武蔵野市内の病院にて在宅診療部部長として勤務。

  • 平成18年

    在宅療養支援診療所の院長として在宅医療、在宅ホスピスを専門に活動。

  • 平成24年

    医療法人社団医輝会 設立。

外科医を目指していたが、大学5年生の夏休みに障害児の施設での研修に参加したことで、医療と福祉のネットワーク作りの必要性を感じるようになり、鹿児島県内のあらゆる福祉施設や関連病院、福祉大学などを単独で訪れて学ぶ。
その後、霞が関の全国社会福祉協議会や、当時「福祉日本一」と言われていた東京都武蔵野市の福祉公社などを紹介され交流を持つ。
これらの縁をきっかけに、高齢化がもたらす社会的な問題にアプローチしつつ、医療と福祉の地域ネットワークモデルを作ることを目的として、武蔵野の地で在宅医として働くことを決心し現在に至る。

診察曜日月〜金
診察時間  9:00〜12:00
13:00〜18:00
休診日土 日 祝日

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